山形県アンテナショップ おいしい山形プラザ

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山形県アンテナショップ おいしい山形プラザ

【土屋 芳弘さん(高畠町)】出荷量は日本一!正月を可憐に彩る冬の花。

山形の凛とした寒さが育む美。

 冬に鑑賞できる桜として人気の高い『啓翁桜』。山形県は、栽培に適した気候風土や高い技術面から全国一の出荷量を誇っています。その主な生産地のひとつ、高畠町で『土屋農園』を営むエコファーマーの土屋芳弘さんは、啓翁桜の栽培を始めて約10年になります。
 花を咲かせるための準備が始まるのは5月から。樹皮を剥いて花芽をつきやすくしたり、草刈りや病害虫の防除といった肥培管理を秋口まで行い、その後、山形の秋から冬にかけての厳しい寒さを活かして木を休眠させ、出荷に合わせて温湯処理を施します。すると木は「春が来た!」と勘違いし目を覚ますという仕組み。ちなみに、啓翁桜の出荷時期は12月から翌3月。「お客様の手元で満開を迎えられるよう、花はつぼみの状態で出荷します。そのため生産者は、きちんと花を咲かせられる花芽かどうかを見極めた上で出荷しなければなりません」と土屋さん。そして徹底した温度管理も啓翁桜には必要不可欠。生産者のたゆまぬ努力があるからこそ、美しい花を咲かせることができるのです。

「皆さんに喜んでいただけることが生産者として何よりうれしい」という土屋さん。


つぼみ

 

約20度に保たれたハウスの中でほころぶ、ピンク色のつぼみ。

「ハレの日」を華やかに演出。

道の駅たかはた

 

土屋さんの育てた啓翁桜が展示されている「道の駅たかはた」。訪れた人の目を楽しませています。

 啓翁桜を長く鑑賞するためのコツを伺うと、「玄関先や床の間など、エアコンやヒーターの温風があたらない涼しい場所に飾ると、1ヶ月は花を楽しむことができます。そういう場所の方が桜の色もより濃くきれいになりますよ」と土屋さん。ちなみに、啓翁桜はその産地によって花の咲き方や枝ぶりもさまざま。高畠町の場合はボリュームのある啓翁桜が多く育つため、主に刻んで飾り付ける方法が好まれる福岡の市場へ出荷されているとのこと。
 現在は正月飾りとして普及しつつある啓翁桜ですが、新たに、卒業式や結婚式といったハレの日を華やかに彩る花としても注目が高まっています。もともと農業を営んでいた土屋さんが、冬の間もできる作業として始めた啓翁桜の栽培。「生産者を増やすことで、その分、百姓の生きがいもひとつ増えればいいなと思っています」。

雪の中

 

雪に覆われた畑のなかで休眠中の啓翁桜。この木を切り出し、ハウスの中で温度調節しながら休眠打破していきます。 

出荷

 

啓翁桜はつぼみの状態で出荷され、届いた人の手元で満開を迎えます。

 

 


 


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