漬物オリンピックで最高賞!
一番おいしい”だし”
代表取締役 阿部俊彰さん
浅漬けの技術で実現”山形の家庭の味”を全国へ
雪深く、厳しい寒さの山形県。涼しそうなイメージをお持ちの方が多いかもしれませんが、実は夏の暑さでも全国有数で、その暑さは数年前まで日本一を記録していたほど。食欲が減退しがちなそんな夏、昔から親しまれてきたのが「だし」でした。
きゅうり、茄子、みょうが、しそ、昆布などを細かく刻んで漬けた「だし」は、一度で何種類もの野菜を摂ることができる優秀な浅漬け。長年家庭の味として親しまれてきた「だし」を、独自の浅漬け技術で商品化し、テレビや雑誌などで取り上げられたことで一躍有名になったのがマルハチの「山形のだし」です。
野菜の美味しさが基本。信頼できる生産者と二人三脚の野菜づくり。
旬のきゅうり、なす、香味野菜などがそれぞれの個性を引き立てあう。
いいものしか作らない改良を繰り返す伝統の味
大正3年に味噌の醸造所として創業し、昭和36年から漬物の製造・販売を始めたマルハチ。
「野菜の持ち味を活かすこと」「真面目に、高品質の漬物をつくること」は同社が一貫してきた姿勢と阿部社長は語ります。平成12年に発売した「山形のだし」も例外ではなく、きめ細かな改良が続けられている商品です。先人の知恵をベースに、時代に合わせた味付けはもちろん、素材それぞれの切り方、鮮度管理の徹底など、その美味しさは数々の裏付けによって確立されています。
パリッとした食感、野菜本来の風味、より美味しくするため切り方も工夫されている。
日夜、より美味しい製品づくりを研究するマルハチの研究センター。
かけるだけ、のせるだけ、混ぜるだけで食卓が充実
「山形のだし」にふんだんに使われているきゅうりやなすは、盛夏に旬を迎える夏野菜。ほてった体を冷ます作用が期待できるうえ、風味豊かな「山形のだし」は素麺や冷奴などとの相性が抜群です。
熱々の白いごはんにかけるだけ、いつもの冷奴にのせるだけ、さらに水気を切ってから混ぜるだけで和風タルタルソースにまで。手軽なアレンジ次第で楽しみ方が無限に広がり、栄養、機能性もばっちり。夏の食卓にあるだけで家族みんなが笑顔になれる、「山形のだし」は漬物の枠を越えた万能選手なのです。
白いごはんに載せるのがまずは基本の食べ方。何杯もおかわりしたくなる美味しさ。
そうめんに、冷奴に、アイデア次第で楽しみ方は無限大。